3社の基本スペック比較
まず3社の基本情報を一覧で確認しましょう。
基本スペック比較表
【リクルートエージェント】 ・求人数:約50万件(業界最多水準) ・得意な職種:全職種・全業界(特に製造・IT・営業) ・初回面談:オンライン・対面 ・サービスの特徴:求人数の多さ・大手企業の非公開求人 ・向いている人:幅広い求人を比較したい・大手企業に転職したい人 【doda】 ・求人数:約25万件 ・得意な職種:IT・エンジニア・営業・マーケティング ・初回面談:オンライン・対面 ・サービスの特徴:担当者との連携が密・スカウト機能が充実 ・向いている人:じっくりサポートを受けたい・スカウトも活用したい人 【マイナビエージェント】 ・求人数:約15万件 ・得意な職種:20代・第二新卒・IT・営業 ・初回面談:オンライン・対面 ・サービスの特徴:20代・第二新卒に強い・フォローが手厚い ・向いている人:初めての転職・20代・第二新卒
リクルートエージェントの特徴と向いている人
リクルートエージェントは日本最大の転職エージェントです。求人数の多さと大手企業の非公開求人へのアクセスが最大の強みです。
リクルートエージェントのメリット
業界最大の求人ネットワークを持つリクルートエージェントのメリットを解説します。
- ●①求人数が業界最多水準:一般公開求人・非公開求人合わせて50万件以上
- ●②大手企業・有名企業との強いパイプ:大企業の非公開求人を多数保有
- ●③全国対応:都市部だけでなく地方の求人も充実
- ●④業界・職種を問わない幅広いサポート:製造・IT・営業・事務など全職種対応
- ●⑤実績豊富:転職支援累計実績No.1で信頼性が高い
リクルートエージェントのデメリット
求人数の多さの裏には、担当者が多くの候補者を同時に抱えるという側面もあります。
- ●①担当者が多くの候補者を抱えているため、個別サポートが薄くなる場合がある
- ●②求人数が多すぎて選択肢が多すぎる・絞り込みが大変な場合がある
- ●③スピード感を求められることがあり、転職を急かされる感覚を持つ利用者もいる
- ●④転職経験が少ない人にはサポートが手薄に感じることも
リクルートエージェントが向いている人
以下の方にリクルートエージェントの登録を最も推奨します。
- ●・幅広い求人を比較して最適な転職先を探したい人
- ●・大手企業・有名企業への転職を目指している人
- ●・全国転勤の可能性がある・地方転職を検討している人
- ●・転職経験があり自立して活動できる人
- ●・とにかく多くの選択肢を持ちたい人
どのエージェントを選ぶべきか迷っていますか?
年代・職種・年収・希望条件を選ぶだけで、あなたに最適なエージェントTop3をご提案します。
dodaの特徴と向いている人
dodaはパーソルキャリアが運営する総合転職エージェントです。担当者のサポートの質とスカウト機能の充実が特長です。
dodaのメリット
dodaならではの強みを解説します。
- ●①スカウト機能が充実:dodaのプロフィールに登録すると企業から直接スカウトが届く
- ●②担当者のサポートが比較的手厚い:面接対策・書類添削を丁寧に行ってくれる
- ●③IT・エンジニア・マーケティング職の求人が充実
- ●④エージェントとスカウト(求人サイト)の2つの機能を1つのアカウントで使える
- ●⑤キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の2名体制でサポート
dodaのデメリット
dodaにも特定のデメリットがあります。
- ●①求人数はリクルートエージェントより少ない
- ●②地方の求人は都市部に比べると少ない
- ●③スカウトの量が多く、精度にばらつきがある場合がある
- ●④初回面談の予約が取りにくい時期がある(人気のため)
dodaが向いている人
以下の方にdodaの登録を推奨します。
- ●・IT・エンジニア・マーケティング職への転職を目指している人
- ●・スカウト機能も活用して積極的に転職先を探したい人
- ●・担当者から手厚いサポートを受けたい人
- ●・転職サイトとエージェントを1か所でまとめて使いたい人
- ●・首都圏・大阪・名古屋などの都市部での転職を考えている人
マイナビエージェントの特徴と向いている人
マイナビエージェントはマイナビが運営するエージェントで、特に20代・第二新卒向けのサポートに強みがあります。
マイナビエージェントのメリット
マイナビエージェントの独自の強みを解説します。
- ●①20代・第二新卒への専門的なサポートが充実
- ●②初めての転職者への丁寧なフォローが評判
- ●③非公開求人の比率が高く、マイナビ独自の求人が多数
- ●④面接対策・書類添削のサポートが丁寧で初心者に優しい
- ●⑤業界特化型チームを持ち、IT・営業・クリエイター等に専任担当が対応
マイナビエージェントが向いている人
マイナビエージェントが特に向いているのは以下の方々です。
- ●・初めての転職で不安がある方(丁寧なサポートが受けられる)
- ●・20代・第二新卒・若手エンジニアの方
- ●・転職活動のノウハウをゼロから教えてもらいたい方
- ●・担当者に親身に相談したい方
- ●・マイナビ独自のネットワーク(中小〜大手まで)から求人を探したい方
3社の使い分けと組み合わせ戦略
1社だけに登録するのではなく、2〜3社を組み合わせて使うことで転職活動の質と量が最大化されます。
状況別おすすめの組み合わせ
あなたの状況に合わせた最適な組み合わせを選びましょう。
- ●初めての転職・20代:マイナビエージェント(メイン)+doda(サブ)
- ●30代以上・経験者転職:リクルートエージェント(メイン)+doda(サブ)
- ●IT・エンジニア転職:doda(メイン)+Findy・Green等IT特化(サブ)
- ●大手企業・ハイクラス転職:リクルートエージェント+Bizreach・JACを追加
- ●幅広く求人を見たい:3社全て登録して比較する(管理は多少大変だが効果的)
3社同時登録時の注意点
複数エージェントに同時登録する場合の注意点を確認しておきましょう。
- ●同じ企業に複数エージェント経由で応募しないよう応募管理表を作成する
- ●各エージェントの担当者に「他社にも登録している」と正直に伝えてOK
- ●各エージェントに同じ希望条件・職務経歴を伝えてブレを防ぐ
- ●レスポンスは各エージェントに対して同様に素早く対応する
- ●最終的な入社先はエージェントの影響を受けず自分で判断する
複数登録の運用ルール:3社を混乱なく使うための実務
複数エージェントの併用は定石ですが、運用ルールがないと重複応募や情報の混乱が起きます。最初に決めておくべきルールを整理します。
- ✓応募管理は自分の一覧表で:どの企業にどのエージェント経由で応募・推薦したかを、自分のスプレッドシートで一元管理する(各社のマイページ任せにすると、重複が見えない)
- ✓同一求人は「先に紹介された経路」で応募:後から別エージェントに同じ求人を紹介されたら、「他社経由で応募済みです」と正直に伝える(黙って二重応募すると、企業・両エージェントの全員に迷惑がかかり、選考自体が止まることもある)
- ✓希望条件は3社に同じ内容を伝える:条件を変えて伝えると、紹介のズレの原因が「条件」なのか「エージェントの質」なのか判別できなくなる
- ✓選考状況は聞かれたら共有する:「他社経由で◯社選考中」の情報は、各エージェントの動きを速くする正当な材料(社名まで言う必要はない)
- ✓軸足の見直しは1ヶ月ごと:紹介の質・担当の対応で「メイン1社+サブ2社」の比重を定期的に入れ替える——3社均等に使い続ける必要はない
- ✓面談日程の集中を避ける:初回面談を同じ週に3件入れると、同じ話を3回して消耗する。1〜2週ずつずらし、前の面談の学びを次に活かす
3社で足りないケース:特化型を追加すべき人の条件
- ✓IT・Web系エンジニア:技術理解のある特化型(レバテックキャリア、Geekly等)を1社追加——大手総合型では技術スタックの解像度に限界がある
- ✓ハイクラス(年収800万円超):スカウト型(ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト)へ軸足を移す——総合型3社の求人分布は中間年収帯が中心
- ✓医療・介護・保育・薬剤師など資格職:職種特化型が求人と業界知識の両方で優位——総合型は補助的な位置づけでよい
- ✓地方での転職:地域特化エージェントを1社追加——地場の中堅企業の非公開求人は大手3社に載らないことが多い
- ✓第二新卒・経歴に不安がある層:未経験・若手特化型(ハタラクティブ等)の方が、書類の通し方・求人の粒度が合う
- ✓エグゼクティブ(部長級以上):JACリクルートメントやヘッドハンター経由が主戦場になり、3社は情報収集用に格下げしてよい
- ✓判断基準:3社との面談で「自分の専門・状況への理解が浅い」と感じたら、それは3社の欠陥ではなく「守備範囲の外」のサイン——足すべきは4社目の総合型ではなく特化型