正社員登用を狙う転職【2026年版】契約・派遣から正社員になる方法と注意点

公開:2026-06-27更新:2026-07-19監修:転職エージェントLab 編集部

契約社員・派遣社員・アルバイトとして働きながら、『いつかは正社員になりたい』と考えている人は多いはずです。その実現方法の一つが『正社員登用制度』を使って、今の職場で正社員になることです。慣れた環境で正社員になれるため、転職よりハードルが低いと感じる人もいます。

ただし、正社員登用は『制度があれば必ずなれる』というものではなく、登用されるための条件や、登用試験の対策が必要です。また、登用を待つよりも正社員として転職したほうが早く確実なケースもあります。

この記事では、正社員登用を狙う方法、登用されやすい人の特徴、制度の確認方法、登用試験の対策、正社員登用と正社員転職の比較、確実に正社員になるための戦略までを、わかりやすく解説します。

目次

  1. 1. 正社員登用制度とは
    1. 1-1. 正社員登用で変わること
  2. 2. 正社員登用されやすい人の特徴
    1. 2-1. 仕事で成果と信頼を積み重ねている
    2. 2-2. 正社員になる意欲を明確に示している
    3. 2-3. 職場に必要とされる人材になっている
  3. 3. 正社員登用制度の確認方法
    1. 3-1. 制度の有無と実績を確認する
    2. 3-2. 登用の条件を把握する
  4. 4. 正社員登用試験の対策
  5. 5. 正社員登用と正社員転職の比較
    1. 5-1. 正社員登用のメリット・デメリット
    2. 5-2. 正社員転職のメリット・デメリット
  6. 6. 確実に正社員になるための戦略
    1. 6-1. 登用を目指しつつ、転職も視野に入れる
    2. 6-2. 非正規からの正社員転職はプロに相談する
  7. 7. 登用実績のある企業を見極める
    1. 7-1. 確認すべきポイント
  8. 8. 登用試験・面接の実践的な対策
  9. 9. 登用を待つか、正社員転職に切り替えるか
  10. 10. 正社員になった後を見据えた準備
    1. 10-1. 責任の変化に備える
    2. 10-2. キャリアの方向性を考えておく
  11. 11. よくある質問

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正社員登用制度とは

正社員登用制度とは、契約社員・派遣社員・パート・アルバイトといった非正規雇用で働く人を、一定の条件や試験を経て正社員に切り替える企業の制度です。多くの企業が、優秀な非正規社員を正社員として確保するために、この制度を設けています。

正社員になると、雇用が安定するだけでなく、基本給の水準、賞与・退職金、昇給・昇進の機会、各種手当など、待遇が大きく改善されることが一般的です。非正規との待遇格差を根本的に解消する手段として、正社員登用は重要な選択肢になります。ただし、制度の有無や登用の実績は企業によって大きく異なるため、まずは自分の職場の制度を正しく把握することが第一歩です。

正社員登用で変わること

  • 雇用が無期になり、雇い止めの不安がなくなる
  • 基本給の水準が上がり、賞与・退職金の対象になる
  • 昇給・昇進の機会が広がる
  • 責任ある仕事を任され、キャリアの幅が広がる
  • 各種手当や福利厚生が充実する

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正社員登用されやすい人の特徴

正社員登用は、ただ長く働いていれば自動的になれるものではありません。登用されやすい人には、共通する特徴があります。

仕事で成果と信頼を積み重ねている

正社員登用で最も重視されるのは、日々の仕事ぶりです。任された業務で着実に成果を出し、正社員と同等、あるいはそれ以上の働きをしている人は、登用の有力候補になります。企業は『正社員として長く活躍してくれるか』を見ているため、責任感を持って業務に取り組み、周囲からの信頼を得ていることが重要です。

正社員になる意欲を明確に示している

『正社員になりたい』という意思を、上司や人事に明確に伝えていることも大切です。意欲を示さないと、本人にその気がないと判断され、登用の機会を逃すこともあります。面談やキャリア相談の場で、正社員として貢献したいという前向きな姿勢を伝えておきましょう。意欲と実績がそろってこそ、登用の可能性が高まります。

職場に必要とされる人材になっている

その人が抜けると困る、という存在になっていることも、登用の後押しになります。専門スキルを持っている、業務の中心を担っている、チームに不可欠な役割を果たしているといった人は、企業が正社員として確保したいと考えます。日々の業務を通じて、自分の価値を高めていくことが、登用への近道です。

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正社員登用制度の確認方法

正社員登用を目指すなら、まず自分の職場に制度があるか、どう運用されているかを正確に把握することが重要です。

制度の有無と実績を確認する

就業規則や雇用契約書、求人票に『正社員登用制度あり』と記載があるか確認しましょう。重要なのは、制度があるだけでなく、実際に登用された実績があるかどうかです。制度はあっても運用されていない『名ばかり制度』のこともあります。上司や人事に、過去の登用実績や、登用までの一般的な流れを尋ねてみるとよいでしょう。

登用の条件を把握する

登用には、勤続年数、評価、上司の推薦、登用試験の合格など、さまざまな条件が設けられていることがあります。どんな条件を満たせば登用の対象になるのかを早めに把握し、計画的に準備を進めましょう。条件が明確でない場合は、面談の機会に確認しておくと、目標が立てやすくなります。

正社員登用試験の対策

正社員登用では、面接や筆記試験、小論文などが課されることがあります。日頃の仕事ぶりに加えて、試験の準備をすることで、登用の可能性を高められます。

  • 面接では、これまでの実績と正社員として貢献したい意欲を具体的に伝える
  • 『なぜ正社員になりたいのか』を、キャリアの観点から整理しておく
  • 業務改善の提案など、会社への貢献意欲を示せるエピソードを準備する
  • 筆記・小論文では、業務知識や会社・業界への理解を問われることがある
  • 日頃から正社員と同等の責任感で働き、推薦を得られる関係を築く

正社員登用と正社員転職の比較

正社員になる方法は、今の職場での登用だけではありません。正社員として他社へ転職する道もあります。それぞれのメリットを比較しましょう。

正社員登用のメリット・デメリット

正社員登用のメリットは、慣れた職場でそのまま正社員になれること、人間関係や業務をすでに理解していることです。一方、デメリットは、登用される保証がないこと、登用の時期が読めないこと、登用後も給与水準が大きくは上がらないことがある点です。制度はあっても、いつ登用されるか分からないまま待ち続けるリスクもあります。

正社員転職のメリット・デメリット

正社員転職のメリットは、確実に正社員のポジションを得られること、年収や待遇を大きく改善できる可能性があること、職種や働き方を選び直せることです。デメリットは、新しい環境への適応が必要なこと、選考を通過する準備が必要なことです。『いつ登用されるか分からない』状態を抜け出し、確実に正社員になりたいなら、転職は有力な選択肢です。

確実に正社員になるための戦略

正社員になるという目標を確実に実現するには、登用と転職を両にらみで進めるのが賢明です。

登用を目指しつつ、転職も視野に入れる

今の職場で正社員登用を目指すなら、意欲を伝え、実績を積み、登用の条件を満たす努力を続けましょう。同時に、登用の見込みが立たない場合に備えて、正社員転職の選択肢も持っておくことが大切です。両方を視野に入れることで、『登用されないまま時間だけが過ぎる』というリスクを避けられます。

非正規からの正社員転職はプロに相談する

非正規から正社員への転職は、書類選考の通過や面接でのアピールに不安を感じる人が多いものです。未経験・非正規からの正社員転職に強い転職エージェントは、これまでの実務経験を正社員求人にどう結びつけるかを熟知しており、書類添削から面接対策、企業との条件交渉までサポートしてくれます。一人で求人を探すより、正社員のポジションに出会える確率が高まります。登用を待つ間も、相談だけしておく価値は十分にあります。

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登用実績のある企業を見極める

正社員登用制度は『あるだけ』では意味がありません。制度が形骸化し、実際にはほとんど登用されない企業も存在します。応募・入社前に、登用の実態を確認することが後悔を避ける鍵です。

確認すべきポイント

  • 直近の登用実績(年に何人が実際に正社員になったか)
  • 登用までの平均期間と、登用の条件・評価基準
  • 登用試験の有無と内容(勤務評価・面接・筆記など)
  • 登用後の待遇(給与・賞与・キャリアがどう変わるか)

登用試験・面接の実践的な対策

正社員登用では、日々の勤務評価に加え、登用試験や面接が課されることが一般的です。ここで問われるのは、これまでの働きぶりと、正社員として長く貢献する意欲・視点です。

面接では『なぜ正社員になりたいのか』『正社員として何を担いたいか』を、当事者意識を持って語れるかが評価されます。非正規のときより一段広い視野——後輩の育成、業務改善、チームへの貢献——を意識した回答を準備しておくと、登用にふさわしい人物として印象づけられます。日頃から改善提案や周囲のサポートを実践しておくことが、最大の対策になります。

登用を待つか、正社員転職に切り替えるか

正社員登用は魅力的ですが、いつ登用されるか保証がない点はリスクです。登用実績が乏しい、条件が不透明、何年も昇格の兆しがない——such な場合は、最初から正社員求人に応募して転職するほうが早く確実なこともあります。

判断の目安は『登用の見込みが具体的な時期として見えているか』です。上司との面談で登用時期の見通しを確認し、曖昧なままなら、並行して正社員転職の情報収集を進めるのが賢明です。転職エージェントに現状を相談すれば、今の職場で登用を待つ価値があるか、外に出たほうが早いかを客観的に判断する材料が得られます。

正社員になった後を見据えた準備

正社員登用や正社員転職を実現することはゴールではなく、新しいスタートです。正社員として長く活躍するための準備も意識しておきましょう。

責任の変化に備える

正社員になると、これまでより責任ある業務を任され、求められる成果も大きくなります。マネジメントや後輩の指導を任されることもあります。非正規時代から、正社員と同等の責任感で仕事に取り組んでおくと、登用後のギャップに戸惑わずに済みます。スキルアップを続け、任される仕事の幅を広げておくことが、正社員としての活躍につながります。

キャリアの方向性を考えておく

正社員になった後、どんなキャリアを築きたいかを考えておくことも大切です。専門性を深めたいのか、マネジメントを目指したいのか、方向性を持っておくと、日々の仕事への取り組み方が変わります。正社員という安定した立場を土台に、自分のキャリアを主体的に設計していく意識を持ちましょう。

よくある質問

Q

正社員登用制度があれば、必ず正社員になれますか?

A

いいえ、制度があっても必ず正社員になれるわけではありません。正社員登用には、勤続年数・評価・上司の推薦・登用試験の合格など、さまざまな条件が設けられていることが多く、それらを満たす必要があります。また、制度はあっても実際にはほとんど運用されていない『名ばかり制度』のケースもあります。重要なのは、過去の登用実績があるかを確認することです。実績がある企業で、条件を満たす努力を続ければ、登用の可能性は高まります。

Q

正社員登用されるには、どのくらいの期間がかかりますか?

A

企業や個人の状況によって大きく異なります。早ければ1〜2年で登用されるケースもあれば、数年待っても登用されないこともあります。勤続年数の条件や、登用の枠、本人の評価などが影響します。確実な期間が読めないのが、正社員登用の難しさです。だからこそ、登用を目指しつつ、見込みが立たない場合に備えて正社員転職も視野に入れておくことが大切です。いつまでも待ち続けて時間を失わないよう、計画的に判断しましょう。

Q

派遣社員でも正社員登用は狙えますか?

A

狙えます。派遣の場合、派遣先企業の正社員になる『紹介予定派遣』という仕組みもあります。これは、一定期間派遣として働いた後、双方が合意すれば正社員(または直接雇用)として採用される制度で、ミスマッチが少なく正社員になれる方法として人気です。また、通常の派遣からでも、派遣先で評価されれば直接雇用・正社員登用の打診を受けることがあります。正社員を目指すなら、紹介予定派遣の求人を探したり、派遣会社に意向を伝えたりするのが有効です。

Q

正社員登用されると、給料はどのくらい上がりますか?

A

企業や職種によって幅がありますが、基本給の水準が上がり、賞与・退職金の対象になることで、年収が改善されるのが一般的です。ただし、登用直後は大幅に上がるとは限らず、徐々に正社員の給与体系に近づいていくケースもあります。逆に、責任が増える分、相応に待遇が改善される企業もあります。登用後の給与水準は事前に確認しておくとよいでしょう。もし登用後の待遇に不満が残るなら、より好条件の正社員転職を検討する選択肢もあります。

Q

正社員登用を待つより、転職したほうがいいのはどんな場合ですか?

A

登用の実績がない、または見込みが立たない場合、登用されても給与がほとんど上がらない場合、今の職場の仕事や環境に根本的な不満がある場合は、正社員転職のほうが目的を実現しやすいです。正社員登用は『いつなれるか分からない』不確実性がある一方、転職は確実に正社員のポジションを得られ、年収や待遇を大きく改善できる可能性があります。慣れた環境への安心感だけで登用を待ち続けるより、転職で環境ごと変えるほうが得策なこともあります。

Q

正社員登用の面接では、何を伝えればいいですか?

A

これまでの実務での成果と、正社員として長く貢献したいという意欲を、具体的に伝えることが重要です。『これまで◯◯の業務で△△の成果を出してきた』『正社員として、より責任ある役割を担い、会社に貢献したい』といった形で、実績と意欲をセットで示しましょう。業務改善の提案など、会社への貢献姿勢を示せるエピソードがあると効果的です。日頃から正社員と同等の責任感で働いていることが伝われば、登用への説得力が高まります。

Q

非正規から正社員に転職するのは、難しいですか?

A

難しくありません。非正規であっても、実務でどんな業務を担い、どんな成果を出したかは立派な職歴です。『正社員と同等の業務を任されていた』『◯◯を改善した』と具体的に語れれば、即戦力として評価されます。重要なのは、雇用形態ではなく『何ができるか』を軸に経験を整理することです。未経験・非正規からの正社員転職に強いエージェントを活用すれば、経験の見せ方や書類・面接対策をサポートしてもらえるため、不安があっても挑戦しやすくなります。

Q

正社員登用を目指していることを、上司に伝えるべきですか?

A

伝えるべきです。正社員になりたいという意欲を明確に示さないと、本人にその気がないと判断され、登用の機会を逃すことがあります。面談やキャリア相談の場で、『正社員として長く貢献したい』という前向きな姿勢を伝えておきましょう。意欲を伝えることで、上司が登用を後押ししてくれたり、必要な経験を積ませてくれたりすることもあります。ただし、伝え方は『不満』ではなく『前向きな意欲』として表現することが、好印象につながります。

Q

紹介予定派遣とは何ですか?正社員になりやすいですか?

A

紹介予定派遣とは、最長6ヶ月の派遣期間を経た後、派遣先企業と本人が合意すれば、直接雇用(正社員または契約社員)として採用される仕組みです。実際に働いてからお互いを見極められるため、ミスマッチが少なく、正社員を目指す非正規の人に人気の方法です。通常の派遣より正社員化の道筋が明確なのが特徴です。ただし、必ず正社員として採用されるとは限らず、契約社員での直接雇用になる場合もあります。求人内容で直接雇用後の雇用形態を確認しておきましょう。

Q

正社員になると、デメリットはありますか?

A

正社員は雇用が安定し待遇も良くなる一方、責任が重くなる、転勤や異動の可能性がある、残業が増えることがある、といった面もあります。非正規時代より自由度が下がると感じる人もいます。ただし、多くの人にとっては、雇用の安定とキャリアの伸びしろ、待遇の改善というメリットがデメリットを上回ります。正社員になる前に、その企業の正社員の働き方(残業・転勤など)を確認しておくと、入社後のギャップを防げます。自分が何を重視するかを整理して判断しましょう。

Q

正社員を目指す相談を、転職エージェントにしてもいいですか?

A

もちろんです。むしろ積極的に相談することをおすすめします。未経験・非正規からの正社員転職に強い転職エージェントは、あなたの実務経験を正社員求人にどう結びつけるかを熟知しており、求人紹介から書類添削、面接対策、条件交渉まで無料でサポートしてくれます。正社員登用を待つべきか、転職すべきか迷っている段階でも、相談することで自分の市場価値や選択肢が見えてきます。すぐに転職を決める必要はないので、情報収集として気軽に活用するとよいでしょう。

Q

正社員登用制度は業界によって差がありますか?

A

製造業や物流業など人手不足が深刻な業界では、登用制度が活発に運用される傾向にあります。事前に業界動向を調べておくとよいでしょう。

Q

正社員登用を断られた場合、次にどうすればよいですか?

A

断られた理由を確認し、改善に取り組むか、他社への転職を検討することが一般的です。継続的なスキルアップも選択肢を広げます。

Q

正社員登用後の評価はどのように行われますか?

A

多くの企業で試用期間を設け、その間の業務姿勢や成果を評価します。登用前と同様の努力を継続する姿勢が重要です。

Q

正社員登用を目指す際、資格取得は有効ですか?

A

業務に関連する資格の取得は、意欲の証明として評価されることがあります。ただし実務での貢献がより重視される傾向にあります。

この記事を書いた人

転職・キャリア専門メディア 編集部

転職エージェントLab 編集部

転職エージェントLab編集部は、人材業界出身の運営者が中心となり、実際の業界経験をもとに転職エージェントの情報を調査・発信しています。読者が自分に合ったエージェントを選べるよう、各サービスの特徴・求人実績を中立な視点でまとめています。

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