業種・職種別平均年収ランキング2026【転職で狙える年収アップ額の相場】

公開:2026-04-27更新:2026-07-25監修:転職エージェントLab 編集部

「転職でどのくらい年収アップできるか?」は転職を考える方の最大の関心事の一つです。業種・職種・年齢・経験によって相場は大きく異なりますが、正しい相場感を持つことが適切な転職先選びと年収交渉の基盤になります。

この記事では2026年最新の業種別・職種別平均年収データと、転職で現実的に狙える年収アップ幅を解説します。

年代別の年収推移相場、具体的な年収交渉の進め方、年収以外に確認すべき待遇要素まで、実践的に幅広く紹介していきます。

目次

  1. 1. 業種別平均年収ランキング2026
    1. 1-1. 高年収業界TOP10
    2. 1-2. 年収が低い傾向の業界
  2. 2. 職種別平均年収ランキング2026
  3. 3. 転職での現実的な年収アップ幅
    1. 3-1. 年収アップの現実
    2. 3-2. 年収アップしやすいケース
  4. 4. 職種別に見る年収アップ転職の具体的な狙い目
    1. 4-1. セキュリティ・クラウドインフラ系の職種
    2. 4-2. 海外展開を積極的に進める企業のグローバル人材
    3. 4-3. M&A・事業開発系の職種
  5. 5. 年代別に見る年収推移の詳しい相場
    1. 5-1. 20代の年収相場と転職での大きな伸びしろ
    2. 5-2. 30代の年収相場と転職での大きな伸びしろ
    3. 5-3. 40代以上の年収相場と転職での現実的な伸びしろ
  6. 6. 年収交渉のより具体的な進め方
  7. 7. 年収以外に確認しておきたい待遇要素
  8. 8. 年収ダウンを許容すべきか判断するための詳しい考え方
  9. 9. 地域別に見る年収水準の詳しい違い
    1. 9-1. 首都圏・関西圏における年収水準
    2. 9-2. 地方都市における年収水準
  10. 10. 年収アップを実現するための転職エージェントの活用術
  11. 11. ストックオプション・自社株など株式報酬の考え方
  12. 12. 副業・複業による年収アップという新しい選択肢
  13. 13. 年収データを見る際の重要な注意点
  14. 14. よくある質問

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業種別平均年収ランキング2026

以下は国税庁・厚生労働省統計・転職エージェント各社の求人データをもとにした2026年版の業種別年収相場です(正社員・全年代平均)。

高年収業界TOP10

  • 1位:金融・保険(証券・投資銀行):平均年収 700〜900万円
  • 2位:コンサルティング(戦略・IT):平均年収 650〜850万円
  • 3位:IT・通信(エンジニア・プロダクト):平均年収 550〜750万円
  • 4位:製薬・化学(研究・MR):平均年収 600〜750万円
  • 5位:航空・宇宙:平均年収 550〜700万円
  • 6位:エネルギー・電力・ガス:平均年収 550〜700万円
  • 7位:自動車・重機(大手メーカー):平均年収 500〜650万円
  • 8位:マスコミ・出版・広告:平均年収 450〜650万円
  • 9位:商社(総合・専門):平均年収 500〜700万円
  • 10位:不動産・デベロッパー:平均年収 450〜650万円

年収が低い傾向の業界

  • 飲食・宿泊:平均年収 290〜380万円
  • 小売・ アパレル:平均年収 320〜420万円
  • 介護・福祉:平均年収 320〜420万円(処遇改善が続く)
  • 農業・林業・漁業:平均年収 280〜380万円

職種別平均年収ランキング2026

  • 医師(勤務医):800〜1,500万円
  • パイロット:1,000〜2,000万円
  • 弁護士:600〜1,200万円(経験・事務所による)
  • 公認会計士:600〜1,000万円
  • ITアーキテクト・テックリード:800〜1,200万円
  • AIエンジニア・MLエンジニア:700〜1,200万円
  • 投資銀行アナリスト〜MD:700〜2,000万円超
  • コンサルタント(Manager以上):900〜1,500万円
  • 医薬品MR:550〜750万円
  • データサイエンティスト:500〜900万円
  • プロダクトマネージャー(Web系):600〜1,000万円
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転職での現実的な年収アップ幅

転職エージェント各社のデータによると、転職での年収アップ実績は以下の通りです。

年収アップの現実

  • 転職者全体の約50〜60%が年収アップ(残りはダウンまたは横ばい)
  • 平均年収アップ額:約50〜80万円(転職エージェント利用の場合)
  • エンジニア職での平均年収アップ:約100〜150万円
  • コンサル転職での年収変化:100〜300万円のアップが多い
  • 大幅年収アップ(200万円以上)できる転職は全体の約10〜15%

年収アップしやすいケース

  • IT・エンジニアスキルを持ちより需要が高い企業・業界へ転職
  • 現職が業界内で平均以下の低賃金企業から適正賃金企業へ転職
  • スキルが上がったのに給与が上がらない停滞期からの転職
  • 同職種・同スキルでも業界を変える(例:同じ営業職で業界最低賃金→高賃金業界)

職種別に見る年収アップ転職の具体的な狙い目

同じ業界内でも、需要と供給のバランスによって年収アップの狙い目となる職種は異なります。特に注目すべき職種を紹介します。

セキュリティ・クラウドインフラ系の職種

サイバーセキュリティ人材・クラウドインフラエンジニアは、需要に対して供給が追いついていない状況が長く続いており、専門資格・実務経験があれば大幅な年収アップをより実現しやすい職種といえます。

海外展開を積極的に進める企業のグローバル人材

語学力とビジネススキルを兼ね備えた人材は、海外展開を進める企業から強く求められており、国内のみの業務経験者と比較して大きな年収差がつきやすい傾向がはっきりと見られます。

M&A・事業開発系の職種

M&A仲介・事業開発・新規事業企画などの職種は、成果への貢献度が明確に評価されやすく、具体的な実績次第では大幅な年収アップが十分に期待できる分野です。

年代別に見る年収推移の詳しい相場

同じ職種・業界であっても、年代によって転職市場での年収相場は変化します。自分の年代における現実的な水準を把握しておきましょう。

20代の年収相場と転職での大きな伸びしろ

20代は実績よりもポテンシャルが評価されやすい時期で、年収の絶対額はまだ低めですが、転職による伸び率は大きくなりやすい傾向があります。未経験職種への挑戦もしやすく、長期的な年収アップを見据えたキャリアチェンジに向いている年代です。

30代の年収相場と転職での大きな伸びしろ

30代は専門性・マネジメント経験が評価の中心になり、年収アップの幅も最も大きくなりやすい年代です。実績を数値で語れるようにしておくことで、100〜300万円規模の年収アップも十分に狙えます。

40代以上の年収相場と転職での現実的な伸びしろ

40代以上は、マネジメント経験・専門性・実績の三拍子が揃っていれば大幅な年収アップも可能ですが、ポジションが限られるため、年収維持を目標にする現実的な判断も必要になります。管理職・専門職としての明確な実績が、年収交渉の最大の武器になります。

年収交渉のより具体的な進め方

年収交渉は感覚的に行うのではなく、根拠を持って進めることで成功率が大きく高まります。

  • 現年収・希望年収・最低ライン(これ以下では受諾しない金額)の3つを、あらかじめ具体的に明確にしておく
  • 同業界・同職種の年収相場データをあらかじめ準備し、希望額の根拠として提示できるようにしっかり整えておく
  • 複数社から内定を得ている場合は、他社の提示額を有力な交渉材料として活用する(ただし具体的な社名は伏せるのがマナー)
  • 「年収〇〇万円をいただければ、入社後すぐにフルコミットできます」のように、前向きな姿勢とセットで丁寧に伝える
  • エージェント経由の場合は、自分で直接交渉せずエージェントに交渉を一任することで、より客観的な立場からの交渉が可能になる

年収以外に確認しておきたい待遇要素

年収の数字だけに注目すると、総合的な待遇を見誤ることがあります。以下の要素も合わせて確認しましょう。

  • 賞与の支給実績(業績連動か固定か、直近数年の支給率は具体的にどうか)
  • 退職金制度・企業年金の有無と、長期勤続した場合の具体的な受給見込み額
  • 住宅手当・家族手当など各種手当の有無と、その具体的な金額
  • 残業代の支給方法(固定残業代制度の有無、超過分の扱いはどうなっているか)
  • 福利厚生(健康診断・研修制度・休暇制度等)の充実度がどの程度か

年収ダウンを許容すべきか判断するための詳しい考え方

転職で年収が下がる可能性がある場合、単純に「下がるからNG」と判断するのではなく、以下の観点から総合的に検討することが大切です。

  • 未経験の職種・業界へのキャリアチェンジの場合、一時的な年収ダウンを長期的な投資として捉え直すことができるか
  • 現職での年収の伸びしろが乏しく、頭打ちになっている場合、転職先での将来的な年収上昇の余地は十分にあるかどうか
  • ワークライフバランス・働きやすさなど、年収以外の価値を優先したいと考える明確な理由が自分の中にあるか
  • 生活費・住宅ローンなど、年収ダウンが家計全体に与える影響を、できるだけ具体的にシミュレーションできているか
  • 家族がいる場合は、転職の判断について事前にしっかり話し合い、家族全員の納得をきちんと得られているか

地域別に見る年収水準の詳しい違い

同じ業種・職種であっても、勤務地によって年収水準は大きく異なります。地方から都市部への転職、あるいはその逆を検討する際の参考にしてください。

首都圏・関西圏における年収水準

東京・大阪などの大都市圏は、求人数・年収水準ともに全国平均を上回る傾向があります。特にIT・金融・コンサルティングなどの専門職種は、地方と比較して年収差が大きくなりやすい分野です。ただし物価・家賃水準も高いため、額面だけでなく可処分所得ベースでの比較も重要になります。

地方都市における年収水準

地方都市は都市部と比較して年収の絶対額は低めですが、生活コストの低さを踏まえた実質的な生活水準では、都市部に劣らないケースも少なくありません。近年はリモートワークの普及により、都市部水準の年収を維持しながら地方に暮らすという選択肢も、着実に広がりを見せています。

年収アップを実現するための転職エージェントの活用術

年収交渉に強い転職エージェントを味方につけることで、一人での交渉よりも有利な条件を引き出せる可能性が高まります。

  • ハイクラス向けエージェント(JACリクルートメント・ビズリーチ等)は、年収交渉において強い実績とノウハウを持っていることが多い
  • 業界特化型エージェントは、その業界の年収相場・企業ごとの給与水準に精通しており、より現実的な交渉ラインを提案してくれることが多い
  • 複数のエージェントに登録し、同じ求人であっても異なる情報・交渉アプローチをじっくり比較検討していく
  • エージェントには「年収交渉をお願いしたい」という意向を選考の最初の段階からはっきり伝えておくことで、交渉を前提とした選考の進め方をしてもらいやすくなる

ストックオプション・自社株など株式報酬の考え方

スタートアップ・上場企業では、現金報酬に加えてストックオプションや自社株報酬(RSU)が提示されるケースがあります。年収比較の際は、これらの株式報酬もあわせて評価することが大切です。

  • ストックオプションは行使価格・行使条件・想定される企業価値の伸びによって、実際の価値が大きく変動する点をあらかじめ理解しておく
  • スタートアップの場合、上場・M&Aが実現しなければ株式報酬の価値がゼロになってしまうリスクもあることを踏まえて慎重に判断する
  • 現金報酬と株式報酬の比率をよく確認し、当面の生活に必要な現金収入が十分に確保できているかどうかを優先して検討する
  • 株式報酬を含めた総報酬(トータルコンペンセーション)の考え方は、外資系・IT業界の求人では特に重要な視点になる

副業・複業による年収アップという新しい選択肢

転職による年収アップだけでなく、副業・複業を組み合わせることで総合的な収入アップを図る選択肢も、2026年現在広がりを見せています。

  • 本業で培ったスキルを活かしたフリーランス案件(コンサルティング・執筆・デザイン等)を受注し、追加収入を得る
  • 転職前に副業として新しい分野の経験を積み、実績を作ってから本格的な転職に踏み切るという戦略も十分に有効
  • 副業を認めている企業かどうかは、就業規則の確認や面接時の質問を通じて、必ず事前にきちんと確認しておく
  • 副業収入も含めた確定申告・税務処理について、あらかじめ基本的な知識をしっかり身につけておくことが望ましい

年収データを見る際の重要な注意点

本記事で紹介したような年収データは、あくまで目安として捉え、いくつかの注意点を踏まえて活用することが大切です。

  • 平均年収は企業規模・地域・個人の経験年数によって大きな幅があり、あくまで参考値として捉えておく
  • 求人票に記載された年収レンジは、実際の選考を経て決まる金額と異なる場合があると理解しておく
  • 業界全体の平均値と、自分が応募を検討している個別企業の実態は必ずしも一致しないことを念頭に置く
  • 最終的な年収水準は、転職エージェントとの面談を通じて、自分の経歴に即した実態を確認するのが最も確実

よくある質問

Q

年収以外に、転職先の給与制度で確認すべき重要なポイントはありますか?

A

基本給と諸手当の内訳、賞与の算定基準(業績連動か固定か)、昇給制度の有無と実績をしっかり確認することが重要です。額面年収が同じでも、基本給の比率が高いほど賞与カット・残業代・退職金への影響が有利になる傾向があるため、内訳まで踏み込んで具体的に確認することを強くおすすめします。

Q

転職エージェントを使わずに年収アップ転職できますか?

A

可能ですが、エージェントを使った方が年収交渉で有利になることが多いです。エージェントが代わりに年収交渉を行うことで、個人交渉では言い出しにくい年収アップ交渉が実現します。また複数エージェントへの登録で市場相場を把握し、複数の内定を活用した交渉が最も年収アップにつながります。

Q

現在の年収より高い求人しか応募しない方がいいですか?

A

転職理由によります。年収アップが最優先なら現年収以下の求人は外す判断もアリですが、キャリアアップ・スキルアップが目的の転職なら短期的に年収が下がっても長期的に年収が上がる転職先を選ぶ方が得策な場合もあります。目の前の年収だけで判断せず、3〜5年後のキャリアと年収を見据えた転職先選びをしましょう。

Q

年収交渉のタイミングと方法を教えてください。

A

最も交渉力が高まるのは「内定後・内定承諾前」のタイミングです。複数の内定を持っている場合や、転職市場での市場価値(他社のオファー年収)を根拠に交渉できると有利です。エージェント経由の場合はエージェントが代行交渉してくれます。「現職年収+〇〇万円以上でないと転職しない」という軸を事前に決めておくことが重要です。

Q

求人票の年収レンジと実際の提示額が違うことはありますか?

A

十分にあり得ます。求人票の年収レンジは経験・スキルに応じた幅を示しているケースが多く、実際の提示額は選考を通じて評価された内容に応じて決まります。面接や条件面談の段階で、自分の経験がレンジのどの位置に該当しそうかを早めに確認しておくと、後々の認識のズレを未然に防げます。

Q

リモートワーク中心の求人は、年収相場に影響しますか?

A

企業によって考え方が大きく異なります。全国一律の給与テーブルを採用する企業もあれば、居住地の物価水準に応じて給与を調整する企業もあります。リモートワーク前提の求人に応募する際は、給与テーブルの考え方を事前にしっかり確認しておくと、入社後の思わぬギャップを防げます。

Q

年収データはどのくらいの頻度で更新されますか?信頼していいのでしょうか?

A

業界の年収相場は景気動向・人材需給によって常に変動するため、データはあくまで作成時点の目安として捉えるのが適切です。より正確な最新相場を知りたい場合は、転職エージェントに直接問い合わせ、直近の成約実績に基づいた具体的な情報を確認することを強くおすすめします。

Q

年収データを比較する際、地域差はどう考慮すべきですか?

A

都市部と地方では生活コストも異なるため、額面年収だけでなく可処分所得や生活水準も含めた比較が重要です。

Q

年収データはどこで最新の情報を入手できますか?

A

厚生労働省の統計や、転職エージェントが提供する業界レポートを活用することで、信頼性の高い最新データを得られます。

この記事を書いた人

転職・キャリア専門メディア 編集部

転職エージェントLab 編集部

転職エージェントLab編集部は、人材業界出身の運営者が中心となり、実際の業界経験をもとに転職エージェントの情報を調査・発信しています。読者が自分に合ったエージェントを選べるよう、各サービスの特徴・求人実績を中立な視点でまとめています。

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