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転職時の年収相場マップ2026【年齢×職種×業界の完全版比較表】

公開:2026-06-24更新:2026-07-15監修:転職エージェントLab 編集部

「自分の年収は転職市場で高い?低い?」という疑問を持ちながら転職活動をしていませんか?市場相場を知らないまま交渉すると、100〜200万円の損をすることがあります。

この記事では2026年の転職市場における年収相場を、年齢・職種・業界の3軸で整理しました。自分の立ち位置を確認し、適切な年収で転職するための判断基準として活用してください。

目次

  1. 1. 転職で年収が決まる3つの要素
    1. 1-1. ①業界:年収相場の上限が決まる
    2. 1-2. ②職種:スキルの希少性が年収を左右する
    3. 1-3. ③個人実績:同じ職種でも差がつく
  2. 2. 年齢別・転職時の平均年収相場
    1. 2-1. 20代(20〜29歳)の転職年収相場
    2. 2-2. 30代(30〜39歳)の転職年収相場
    3. 2-3. 40代(40〜49歳)の転職年収相場
  3. 3. 職種別・転職年収相場(2026年版)
    1. 3-1. IT・エンジニア職の年収相場
    2. 3-2. ビジネス・管理系職種の年収相場
    3. 3-3. 専門職・資格職の年収相場
  4. 4. 業界別・給与水準ランキング(転職者の実態)
  5. 5. 自分の市場価値を正確に調べる方法
    1. 5-1. ビズリーチでスカウトを受けて確認する
    2. 5-2. 転職ドラフト・OpenWorkで年収を確認する
    3. 5-3. 複数社に応募して内定年収から逆算する
  6. 6. 相場データの読み間違い注意点:比較表を使う前に
  7. 7. 相場より上に行く人・下に留まる人:分岐の要因リスト
  8. 8. 相場マップの実践的な使い方:3つの意思決定への適用
  9. 9. よくある質問

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転職で年収が決まる3つの要素

転職時の年収は「業界の給与水準」「職種の希少性」「個人の経験・実績」の3つで決まります。同じ経験年数でも、この3要素の組み合わせで年収が100万円以上変わることは珍しくありません。

①業界:年収相場の上限が決まる

業界によって年収の「天井」が異なります。IT・外資系金融・コンサルティングは年収が高く、小売・飲食・介護は業界全体の年収水準が低い傾向があります。スキルが同じでも業界を変えるだけで年収が1.5倍になるケースもあります。

  • 高年収業界:外資系金融、投資銀行、コンサルティング、外資系IT、製薬(外資系)
  • 中高年収業界:国内IT・通信、商社、不動産(大手)、広告(大手)
  • 中年収業界:製造業(大手)、保険・証券(国内)、建設(大手)
  • 低年収業界:小売・飲食、介護・福祉、農業・林業、観光・宿泊

②職種:スキルの希少性が年収を左右する

同じ業界でも職種によって年収は大きく異なります。AIエンジニアと一般的なオフィスワーカーでは、同じ大手企業でも年収差が200〜400万円になるケースがあります。

③個人実績:同じ職種でも差がつく

定量的な成果実績(売上○億円達成、コスト○%削減、チーム規模○名のマネジメント等)があると、同じ職種内でも20〜30%の年収プレミアムが乗ることがあります。

年齢別・転職時の平均年収相場

転職市場で実際に内定が出る年収レンジを年齢別に示します。

20代(20〜29歳)の転職年収相場

20代の転職では「スキル・ポテンシャル・成長意欲」が評価されます。年収よりもキャリアパスの質を重視した転職が、長期的な年収最大化につながります。

  • 20〜24歳(第二新卒):300〜450万円
  • 25〜27歳(若手):400〜550万円
  • 28〜29歳(中堅手前):450〜650万円
  • ※IT・コンサル系は同年代比100〜200万円高い傾向

30代(30〜39歳)の転職年収相場

30代は転職市場で最も活発な年代です。即戦力性が重視され、マネジメント経験・専門スキルを持つ人材には高いオファーが集まります。

  • 30〜34歳(スペシャリスト):500〜800万円
  • 30〜34歳(チームリーダー):600〜900万円
  • 35〜39歳(マネージャー):700〜1,100万円
  • 35〜39歳(IT・コンサル上位):800〜1,200万円

40代(40〜49歳)の転職年収相場

40代転職は求人が絞られる一方、高年収ポジションに就ける可能性は高いです。マネジメント実績・業界専門性・人脈がオファー額を決める主要因になります。

  • 40〜44歳(シニアマネージャー):700〜1,200万円
  • 40〜44歳(部長・事業部長):900〜1,500万円
  • 45〜49歳(執行役員候補):1,000〜1,800万円
  • 40代全体の転職平均年収:約720万円
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職種別・転職年収相場(2026年版)

主要職種の転職時年収レンジを示します。あくまでも相場の目安であり、個人の経験・スキル・企業規模によって上下します。

IT・エンジニア職の年収相場

2026年のエンジニア市場は依然として売り手市場が続いています。特にAI・クラウド・セキュリティ系は需要過剰が続いており、年収の上昇が続いています。

  • AIエンジニア(3年以上):750〜1,500万円
  • クラウドアーキテクト(AWS/GCP認定):700〜1,300万円
  • フロントエンドエンジニア(React/TypeScript):500〜900万円
  • バックエンドエンジニア(Go/Rust/Java):550〜1,100万円
  • SRE・インフラエンジニア:600〜1,100万円
  • セキュリティエンジニア:600〜1,200万円
  • プロダクトマネージャー:700〜1,300万円

ビジネス・管理系職種の年収相場

ビジネス職は職種よりも業界と企業規模・外資か国内かで年収が大きく変わります。

  • 営業(法人・外資系):600〜1,200万円
  • マーケティングマネージャー:600〜1,100万円
  • 経営企画(上場企業):700〜1,200万円
  • 財務・FP&A(外資系):700〜1,300万円
  • 人事・HRBPマネージャー:600〜1,000万円
  • 法務(上場企業・外資):600〜1,000万円
  • コンサルタント(戦略系):900〜2,000万円

専門職・資格職の年収相場

国家資格や専門資格が必要な職種は独自の年収相場があります。

  • 医師(勤務医・転職):1,000〜2,500万円
  • 公認会計士(Big4→事業会社):700〜1,200万円
  • 弁護士(企業内弁護士):800〜1,500万円
  • 薬剤師(調剤→製薬メーカー):500〜800万円
  • 税理士(スタッフ→パートナー):600〜1,500万円

業界別・給与水準ランキング(転職者の実態)

転職求人データから見た、業界別の給与水準ランキングです。

  • 1位:外資系金融(投資銀行・PEファンド):平均900〜1,500万円
  • 2位:戦略コンサルティング(MBB等):平均1,000〜2,000万円
  • 3位:外資系IT(GAFA・Microsoft等):平均900〜1,400万円
  • 4位:IT・インターネット(国内大手):平均600〜1,000万円
  • 5位:商社(総合・専門):平均700〜1,200万円
  • 6位:外資系製薬:平均700〜1,100万円
  • 7位:金融(国内銀行・証券):平均500〜900万円
  • 8位:製造業(大手):平均500〜800万円
  • 9位:建設・不動産(大手):平均500〜800万円
  • 10位:広告・メディア(大手):平均450〜800万円

自分の市場価値を正確に調べる方法

年収相場を知っても「自分がその相場のどこに位置するか」がわからないと交渉できません。市場価値の確認には以下の方法が有効です。

ビズリーチでスカウトを受けて確認する

ビズリーチに登録してスカウトを待つことで、ヘッドハンターが見た「あなたへのオファー年収帯」を確認できます。スカウトに記載された年収レンジが、現時点での市場価値の目安です。

転職ドラフト・OpenWorkで年収を確認する

転職ドラフト(IT職種専門)は指名された年収レンジが表示されるため、エンジニアには特に有効な市場価値確認ツールです。OpenWorkは企業の平均年収が口コミで確認できます。

複数社に応募して内定年収から逆算する

最終的に最も正確な市場価値は「実際に内定が出た年収」です。複数社に応募して内定レンジを確認することで、自分の本当の市場価値が分かります。

相場データの読み間違い注意点:比較表を使う前に

年収相場マップは便利な道具ですが、読み方を誤ると自己評価を歪めます。データを使う前の注意点を押さえましょう。

  • 「平均」は上振れする:年収分布は高所得側に裾が長く、平均値は「真ん中の人」より高く出る。体感と合わないのは正常
  • 年齢別データは「生存者バイアス」を含む:40代・50代の平均には昇進した人が多く含まれ、同年齢の全員の実態ではない
  • 職種の括りの粗さ:同じ「営業」でも業界・商材で数百万円の幅がある。相場は「職種×業界×規模」まで絞って初めて自分に使える
  • 地域差の未調整:全国データは首都圏に引っ張られる。地方での比較は地域の求人レンジで補正する
  • 相場と「自分の値段」は別物:相場は分布の情報であり、あなたの値段は実績・希少性・交渉で決まる個別の値
  • 正しい使い方:相場データで「大きな見当」をつけ、スカウトの提示額・エージェントの見立てで「自分の個別相場」を確定させる二段構え

相場より上に行く人・下に留まる人:分岐の要因リスト

  • 上に行く要因1・業界の移動:給与原資の厚い業界(IT・金融・コンサル・製薬など)への持ち込み転職は、同じスキルでもテーブルが変わる
  • 上に行く要因2・役割の先取り:年齢相場を超えるのは「年齢より上の役割」を担った人(リーダー経験・PL責任・専門の確立)
  • 上に行く要因3・希少性の掛け算:職種×業界知識×スキル(英語・データ・マネジメント)の組み合わせで代替困難になる
  • 上に行く要因4・市場との接続:定期的に市場価値を測り、上がったタイミングで動く(社内昇給だけでは相場の上昇に追いつかない)
  • 下に留まる要因1・同一環境の長期滞留:スキルが社内特化し、市場との乖離が進む
  • 下に留まる要因2・転職時の無交渉:提示額をそのまま受ける習慣は、生涯で数百万円の差になる
  • 下に留まる要因3・年収だけ追う転職:スキルが積めない高年収職への移動は、次の転職で失速する

相場マップの実践的な使い方:3つの意思決定への適用

相場データは眺めるものではなく、具体的な意思決定に使う道具です。3つの適用場面を整理します。

  • 適用1・希望年収の設定:応募前に「職種×年齢×業界」の相場レンジを確認し、希望額を『相場の中央〜上位25%』に置く(根拠のある希望は交渉で通りやすく、無根拠の高望みは書類で弾かれる)
  • 適用2・オファーの評価:提示額を相場と比較し、「相場より高い/低い理由」を面接で確認する(高すぎる提示は負荷の対価、低すぎる提示は等級の当てはめミスの可能性)
  • 適用3・キャリアの中間目標:「35歳で◯◇職の上位25%(△△万円)」のように、相場を座標にした目標設定をする(漠然と「年収を上げたい」より、行動計画に落ちる)
  • 更新の頻度:相場は毎年動く(賃上げ・職種の需給変化)。年1回、自分の座標を再確認する習慣が、市場とのズレを防ぐ
  • 注意:相場は「他人の分布」であり、あなたの上限ではない。相場の外れ値(上位10%)は、業界の移動と希少性の掛け算で作られている

よくある質問

Q

転職時に年収を上げるには何が最も重要ですか?

A

業界選択が最も重要です。同じスキルでも、低年収業界から高年収業界(IT・外資・コンサル等)に転職するだけで年収が100〜300万円上がることがあります。業界を変えながら専門スキルを積み上げる戦略が有効です。

Q

転職時に年収を下げずに済む交渉方法はありますか?

A

複数社の内定を並行取得して比較交渉するのが最も有効です。また「現年収+○%以上でないと転職しない」という最低ラインを事前にエージェントに伝えておくと、年収を下げる条件の求人を紹介されにくくなります。

Q

年収相場はどうやって調べればよいですか?

A

ビズリーチのスカウト年収帯・doda年収査定・リクルートの年収相場データが一般的な調べ方です。また転職エージェントのキャリアアドバイザーに直接「この職種・業界での年収相場を教えてください」と聞くのが最も正確です。

Q

相場より現年収がかなり低いことが分かりました。転職で一気に相場まで上げられますか?

A

「一気に相場へ」は条件次第で現実的です。市場は前職の給与より「役割と実績」で値付けするため、①実績を数字で示せる、②相場の高い業界・企業群に応募する、③複数社の選考を並行して競争環境を作る、の3条件が揃えば、2〜3割の上昇は十分に起こります。ただし、あまりに大きな乖離(5割超)は一度の転職では埋まりにくく、「今回で相場の8割まで→実績を作って次で相場超え」の二段設計が現実的です。重要なのは、現年収を基準に希望を組まないこと。エージェントには「現年収ではなく市場価値ベースで」と明示して、提示の錨を相場側に置かせましょう。

Q

年収相場のデータはどこで見るのが信頼できますか?

A

信頼性と使いやすさのバランスで、3層の情報源を組み合わせるのが実務的です。①公的統計(賃金構造基本統計調査):最も網羅的で偏りが少ない基準線。年齢×産業×企業規模で引ける、②大手転職サービスの相場データ(doda・リクルート等の年収レポート):転職市場の実勢に近く、職種の粒度が細かい、③生きた相場(スカウトの提示帯・エージェントの見立て・応募求人のレンジ):あなた個人に適用される最終データ。①②で座標を掴み、③で自分の位置を確定する順序なら、思い込みのない相場観が作れます。

Q

パート・派遣・契約社員の年収相場は、正社員の相場マップと同じように見ていいですか?

A

別の物差しが必要です。非正規の相場は「時給×稼働時間」で決まるため、正社員の年収相場と直接比較すると誤解が生じます。比較のコツは、①時給換算で並べる(正社員の年収も実労働時間で割って時給化する)、②社会保険・賞与・退職金の有無を金額換算して加える(同じ時給でも実質は大きく異なる)、③雇用の安定性をリスク価値として織り込む、の3点です。特に「正社員より派遣の方が時給が高い」職種(IT・薬剤師・経理など)では、この換算をした上で、保障とキャリアの積み上がりまで含めた総合判断が欠かせません。

Q

業界別ランキングで下位の業界にいます。業界を変えないと年収は上がりませんか?

A

業界移動は最も効くレバーですが、唯一の道ではありません。低水準業界の中でも、①上位企業への移動(同じ業界でも大手・優良企業はテーブルが1〜2割高い)、②業界内の高付加価値職種への転換(現場→本部、実務→企画・DX推進)、③「業界×成長スキル」の掛け算(業界知識にデータ・デジタルを重ねて希少人材化)で年収は動かせます。また、あなたの業界知識を欲しがる「隣の業界」(例:小売→小売向けSaaS、飲食→食品メーカー)への持ち込み転職は、業界を変えつつ経験を無駄にしない最良の中間解です。ゼロからの業界替えは最後の手段で構いません。

Q

年収相場を調べたら今の会社が相場並みでした。それでも転職する意味はありますか?

A

年収が相場並みなら、転職の判断軸を年収以外に移すのが正しい思考です。検討すべき軸は、①年収の「伸び率」(現職の昇給カーブと、転職先の成長性・昇格機会の比較)、②働き方の質(労働時間・リモート・裁量を時給換算に織り込む)、③スキルの市場価値(今の環境で市場に通用する経験が積めているか)、④5年後の選択肢(この会社の経験は次の扉を開くか)です。「今の額面」が同じでも、この4軸で差があれば転職の意味は十分にあります。逆に4軸でも優位がないなら、現職残留が合理的な結論——相場との一致は、より深い比較に進むための出発点です。

Q

相場マップを見て希望年収を決めましたが、面接で根拠を聞かれたら統計の話をしていいのですか?

A

統計を前面に出すより、「実績→市場→希望」の順で語るのが効果的です。例:「現職で◯◇の実績を上げており(実績)、同職種・同経験の市場水準も踏まえ(市場)、△△万円を希望しています(希望)」。統計は「調べた事実」として一言添える程度にし、主役はあなたの実績に置きます。「相場がこうだから」だけの主張は、あなた個人の価値の説明になっておらず、交渉としては弱いためです。相場は希望額の「妥当性の裏付け」、実績は「あなたに払う理由」——この役割分担で語れば、根拠の質問はむしろ好機になります。

この記事を書いた人

転職・キャリア専門メディア 編集部

転職エージェントLab 編集部

転職エージェントLab編集部は、人材業界出身の運営者が中心となり、実際の業界経験をもとに転職エージェントの情報を調査・発信しています。読者が自分に合ったエージェントを選べるよう、各サービスの特徴・求人実績を中立な視点でまとめています。

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