スタートアップがCFOを求めるタイミング
スタートアップがCFOを外部採用するのは、事業が一定の規模に達した段階です。
シリーズB〜C:CFO採用の最も多い時期
シリーズBで数十億円の調達、シリーズCで100億円規模の調達を完了したスタートアップは、財務管理・投資家対応・M&A・IPO準備などの専門家が必要になります。創業者・代表がすべてを担えない段階でプロCFOが招聘されます。
プレIPO(上場準備)段階
IPO(新規株式公開)の準備には通常2〜3年かかります。IPO審査対応・内部統制構築・証券取引所との交渉・投資家向けIR資料作成など、専門知識が不可欠です。この段階でのCFO採用は非常に多く、成功報酬型のストックオプションが大きなインセンティブになります。
スタートアップCFOに求められる経験・スキル
スタートアップCFO転職で最も評価される経験を整理します。
最高評価の経験:IPO経験
IPO準備の実務経験(証券取引所審査対応・目論見書作成・ロードショー・主幹事証券との協議等)は、スタートアップCFO転職において最もプレミアムな経験です。1件でも完遂経験があれば転職市場での評価が格段に上がります。
高評価の経験
VC・PEファンドとの資金調達交渉経験(タームシートの交渉・デューデリジェンス対応)、M&A実務経験(バイサイド・セルサイドの両方)、上場企業CFO・財務部長経験(内部統制・開示対応)、外資系金融(投資銀行・Big4 FAS)でのM&Aアドバイザリー経験が高く評価されます。
必須の基礎スキル
財務モデリング(Excel・Googleスプレッドシートでの財務予測・DCF・LBO分析)、会計基準の理解(J-GAAP・IFRS・US GAAP)、資金繰り管理・キャッシュフロー管理、税務・法務の基礎知識、英語力(外資系投資家との対話のため)が基礎スキルとして求められます。
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スタートアップCFOになるためのキャリアパス
スタートアップCFOへの典型的なキャリアルートを解説します。
ルート①:Big4監査法人→FAS→スタートアップCFO
公認会計士としてBig4監査法人に入り、財務アドバイザリー(FAS)でM&Aに関与→スタートアップのCFOへ転身する最もポピュラーなルートです。会計基準の深い理解とM&A実務経験の両方が得られます。
ルート②:投資銀行→スタートアップCFO
証券会社・投資銀行のIBD(投資銀行部門)でIPO主幹事・M&Aアドバイザリーを経験してからスタートアップCFOへ転身するルートです。資本市場・投資家目線の知識が強みになります。
ルート③:上場企業財務→スタートアップCFO
上場企業の経理・財務・IR担当→財務部長・CFO補佐→スタートアップCFOというルートです。上場企業での開示・IR・内部統制の実務経験は、プレIPOスタートアップで即戦力になります。
あわせて読みたい:リクルートエージェント
リクルートエージェントを無料で確認するスタートアップCFOの年収・ストックオプション
スタートアップCFOの報酬は固定給+ストックオプション(SO)の組み合わせで設計されることがほとんどです。
- ✓シリーズA〜Bスタートアップ:固定給600〜1,000万円+SO(0.5〜2%程度)
- ✓シリーズC〜プレIPO:固定給900〜1,500万円+SO(0.3〜1%程度)
- ✓ストックオプション価値:上場時の企業価値が100億円なら0.5%で5,000万円相当
- ✓上場後のロックアップ解除後:数千万円〜数億円の資産形成が可能
スタートアップCFO求人の探し方
スタートアップCFO求人はほとんど非公開で、人脈とヘッドハンターが主な経路です。
- ✓ビズリーチ:スタートアップCFO・CFO候補スカウトが最多
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