【フェーズ1】内定承諾直後(内定承諾〜退職届提出まで)
内定承諾後、まず最初にやるべきことは「退職の意思表示と退職日の確定」です。これが全ての後続手続きの起点になります。
退職に関するチェックリスト
退職手続きは「民法の規定(2週間前の予告で退職可能)」がある一方、会社の就業規則によっては1〜3ヶ月前の申告を求められることがあります。転職先の入社日から逆算して早めに動きましょう。
- ●□ 転職先の入社日を確定し、逆算して退職日を決める
- ●□ 上司への退職意思の伝達(メールでなく対面で)
- ●□ 退職届の提出(会社所定の様式または手書き・入社の〇ヶ月前が就業規則の期限)
- ●□ 有給休暇の残日数確認と消化計画の策定
- ●□ 業務引き継ぎ計画の作成(後任者・スケジュール・引き継ぎ書の作成)
- ●□ 退職後の社会保険の選択肢を確認(任意継続・国保・扶養)
- ●□ 離職票の発行依頼(退職後にハローワークに行く場合のみ)
- ●□ 源泉徴収票の発行依頼(退職月の翌月以降に発行)
- ●□ 雇用保険被保険者証の受け取り確認
入社先への対応チェックリスト
内定承諾後、転職先に対してもいくつかの対応が必要です。
- ●□ 内定承諾書・誓約書等の提出(期限を確認)
- ●□ 入社日・勤務条件の最終確認
- ●□ 健康診断書の提出が必要な場合は受診予約を入れる
- ●□ 入社時提出書類リストの確認(転職先人事に確認)
- ●□ 試用期間中の待遇(給与・各種手当の適用)確認
【フェーズ2】退職〜入社日(退職後〜入社前日まで)
退職後・入社前の期間は、手続き・準備に集中できる貴重な時間です。焦らず計画的に進めましょう。
社会保険・行政手続きチェックリスト
社会保険の手続きは期限が定められているものが多く、漏れると後で大変になります。退職後できるだけ早く対応してください。
- ●□ 健康保険の切り替え(退職後14日以内:国保加入 or 20日以内:任意継続申請)
- ●□ 国民年金への切り替え手続き(退職後14日以内に市区町村窓口)
- ●□ 住民税の切り替え確認(普通徴収への切り替えで納付書が届く)
- ●□ 確定申告が必要か確認(年内に2社以上で働いた場合・医療費控除等がある場合)
- ●□ マイナポータルで各種手続きのオンライン化確認
入社前の準備・勉強チェックリスト
入社前の「予習・準備」が転職後の早期活躍に大きく貢献します。
- ●□ 転職先の事業内容・サービス・製品を徹底的に調べる(HPや決算資料、ニュース等)
- ●□ 転職先業界の最新トレンド・競合状況を把握する
- ●□ 担当する予定の業務に関する専門知識を本・オンライン講座等で予習する
- ●□ 転職先で使用するツール・システム(Salesforce・Jira・SlackなどのSaaS)を事前に学習する
- ●□ 上司・同僚になる人の情報収集(LinkedInや会社HPで確認)
- ●□ 担当業務に関連する資格・検定の勉強を開始する
- ●□ 英語が必要な職場の場合、英語学習の再開
生活・環境整備チェックリスト
入社日に向けた生活面の準備も大切です。特に通勤経路・服装・持ち物の準備は当日慌てないよう事前に済ませておきましょう。
- ●□ 通勤ルートの確認(最寄り駅・所要時間・ラッシュ状況)
- ●□ 入社式・初日の服装の準備(スーツ・ビジネスカジュアル等、確認した上で準備)
- ●□ 名刺入れ・スーツ・バッグ等ビジネスアイテムの点検
- ●□ 起床時間の見直し・睡眠リズムの調整(入社日が早朝出勤の場合)
- ●□ 必要に応じて引っ越し・住所変更手続き
- ●□ 健康管理(入社前に必要な医療機関の受診・歯医者等)
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【フェーズ3】入社当日・初週にやること
入社当日は、多くの書類提出・説明を受けることになります。事前に準備しておくとスムーズです。
入社当日の持参物チェックリスト
入社当日に忘れると後で手続きが煩雑になる書類・持ち物を確認しておきましょう。
- ●□ 雇用保険被保険者証(前職の会社から受け取ったもの)
- ●□ 年金手帳または基礎年金番号通知書
- ●□ マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード
- ●□ 給与振込用の銀行通帳・キャッシュカード
- ●□ 健康保険証(または「申請中」の証明)
- ●□ 前職の源泉徴収票(年内入社の場合は必須)
- ●□ 印鑑(認印)
- ●□ 卒業証明書(企業によっては求める場合あり)
- ●□ 緊急連絡先・身元保証人の情報
入社初週にやること・心がけること
入社初週は「観察・吸収・印象づくり」の期間です。焦って成果を出そうとするより、職場を理解することを優先しましょう。
- ●□ 上司・同僚・関係者への挨拶(名前・顔を覚えてもらうことを優先)
- ●□ 会社のルール・文化・慣習の観察(会議のスタイル・コミュニケーション方法等)
- ●□ わからないことは早めに質問する(「入社したばかり」の質問しやすい時期を最大活用)
- ●□ 業務フロー・使用するシステムの把握
- ●□ 初週の自分の動き方・目標を上司と確認する(1on1があれば活用)
入社前に「前職の人間関係」を整える
転職に際して、前職の上司・同僚・取引先との関係を丁寧に締めくくることは、長期的なキャリアに大きなプラスとなります。
円満退職のための人間関係整理リスト
業界は意外と狭く、転職後に前職の関係者と再び仕事をする機会は珍しくありません。退職後も良い関係を維持できるよう、丁寧な締めくくりを心がけましょう。
- ●□ お世話になった上司・先輩への個別挨拶(感謝のメッセージ)
- ●□ 引き継ぎを丁寧に行い、後任者に迷惑をかけない
- ●□ 重要な取引先・クライアントへの退職のご挨拶(会社のルールに従って)
- ●□ LinkedInでの繋がり申請(退職前後に繋がっておくと転職後も関係が続く)
- ●□ 退職後の連絡先を必要な人に伝えておく(個人メールアドレス等)