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内定後・転職決定後「入社前にやるべきこと」完全チェックリスト50選【2026年版】

公開:2026-06-03更新:2026-07-15監修:転職エージェントLab 編集部

転職の内定が決まったとき、多くの人が「あとは入社するだけ」と思ってしまいます。しかし内定承諾から入社日まで(通常1〜3ヶ月)にやるべきことは思った以上に多く、手続き漏れ・準備不足で入社後に苦労するケースが後を絶ちません。

「前職の有給を消化しきれなかった」「退職手続きで会社と揉めた」「入社初日に持参すべき書類が足りなかった」「転職先の業界知識を全く準備せずに入社してしまった」という後悔は、事前の準備で防げます。

この記事では、内定承諾から入社日までにやるべきことを50項目のチェックリスト形式で解説します。退職手続き・社会保険切り替え・入社前の勉強・持ち物準備まで、転職経験者の実体験を反映した実践的な内容です。

目次

  1. 1. 【フェーズ1】内定承諾直後(内定承諾〜退職届提出まで)
    1. 1-1. 退職に関するチェックリスト
    2. 1-2. 入社先への対応チェックリスト
  2. 2. 【フェーズ2】退職〜入社日(退職後〜入社前日まで)
    1. 2-1. 社会保険・行政手続きチェックリスト
    2. 2-2. 入社前の準備・勉強チェックリスト
    3. 2-3. 生活・環境整備チェックリスト
  3. 3. 【フェーズ3】入社当日・初週にやること
    1. 3-1. 入社当日の持参物チェックリスト
    2. 3-2. 入社初週にやること・心がけること
  4. 4. 入社前に「前職の人間関係」を整える
    1. 4-1. 円満退職のための人間関係整理リスト
  5. 5. 入社前の「学習準備」リスト:やりすぎず、的を絞る
  6. 6. 入社日当日の実務:持ち物・服装・最初の挨拶の準備
  7. 7. 入社前の不安との付き合い方:ブルーは正常反応
  8. 8. 前職との関係を「資産」として整える:退職後のつながり管理
  9. 9. よくある質問

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【フェーズ1】内定承諾直後(内定承諾〜退職届提出まで)

内定承諾後、まず最初にやるべきことは「退職の意思表示と退職日の確定」です。これが全ての後続手続きの起点になります。

退職に関するチェックリスト

退職手続きは「民法の規定(2週間前の予告で退職可能)」がある一方、会社の就業規則によっては1〜3ヶ月前の申告を求められることがあります。転職先の入社日から逆算して早めに動きましょう。

  • □ 転職先の入社日を確定し、逆算して退職日を決める
  • □ 上司への退職意思の伝達(メールでなく対面で)
  • □ 退職届の提出(会社所定の様式または手書き・入社の〇ヶ月前が就業規則の期限)
  • □ 有給休暇の残日数確認と消化計画の策定
  • □ 業務引き継ぎ計画の作成(後任者・スケジュール・引き継ぎ書の作成)
  • □ 退職後の社会保険の選択肢を確認(任意継続・国保・扶養)
  • □ 離職票の発行依頼(退職後にハローワークに行く場合のみ)
  • □ 源泉徴収票の発行依頼(退職月の翌月以降に発行)
  • □ 雇用保険被保険者証の受け取り確認

入社先への対応チェックリスト

内定承諾後、転職先に対してもいくつかの対応が必要です。

  • □ 内定承諾書・誓約書等の提出(期限を確認)
  • □ 入社日・勤務条件の最終確認
  • □ 健康診断書の提出が必要な場合は受診予約を入れる
  • □ 入社時提出書類リストの確認(転職先人事に確認)
  • □ 試用期間中の待遇(給与・各種手当の適用)確認

【フェーズ2】退職〜入社日(退職後〜入社前日まで)

退職後・入社前の期間は、手続き・準備に集中できる貴重な時間です。焦らず計画的に進めましょう。

社会保険・行政手続きチェックリスト

社会保険の手続きは期限が定められているものが多く、漏れると後で大変になります。退職後できるだけ早く対応してください。

  • □ 健康保険の切り替え(退職後14日以内:国保加入 or 20日以内:任意継続申請)
  • □ 国民年金への切り替え手続き(退職後14日以内に市区町村窓口)
  • □ 住民税の切り替え確認(普通徴収への切り替えで納付書が届く)
  • □ 確定申告が必要か確認(年内に2社以上で働いた場合・医療費控除等がある場合)
  • □ マイナポータルで各種手続きのオンライン化確認

入社前の準備・勉強チェックリスト

入社前の「予習・準備」が転職後の早期活躍に大きく貢献します。

  • □ 転職先の事業内容・サービス・製品を徹底的に調べる(HPや決算資料、ニュース等)
  • □ 転職先業界の最新トレンド・競合状況を把握する
  • □ 担当する予定の業務に関する専門知識を本・オンライン講座等で予習する
  • □ 転職先で使用するツール・システム(Salesforce・Jira・SlackなどのSaaS)を事前に学習する
  • □ 上司・同僚になる人の情報収集(LinkedInや会社HPで確認)
  • □ 担当業務に関連する資格・検定の勉強を開始する
  • □ 英語が必要な職場の場合、英語学習の再開

生活・環境整備チェックリスト

入社日に向けた生活面の準備も大切です。特に通勤経路・服装・持ち物の準備は当日慌てないよう事前に済ませておきましょう。

  • □ 通勤ルートの確認(最寄り駅・所要時間・ラッシュ状況)
  • □ 入社式・初日の服装の準備(スーツ・ビジネスカジュアル等、確認した上で準備)
  • □ 名刺入れ・スーツ・バッグ等ビジネスアイテムの点検
  • □ 起床時間の見直し・睡眠リズムの調整(入社日が早朝出勤の場合)
  • □ 必要に応じて引っ越し・住所変更手続き
  • □ 健康管理(入社前に必要な医療機関の受診・歯医者等)
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【フェーズ3】入社当日・初週にやること

入社当日は、多くの書類提出・説明を受けることになります。事前に準備しておくとスムーズです。

入社当日の持参物チェックリスト

入社当日に忘れると後で手続きが煩雑になる書類・持ち物を確認しておきましょう。

  • □ 雇用保険被保険者証(前職の会社から受け取ったもの)
  • □ 年金手帳または基礎年金番号通知書
  • □ マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード
  • □ 給与振込用の銀行通帳・キャッシュカード
  • □ 健康保険証(または「申請中」の証明)
  • □ 前職の源泉徴収票(年内入社の場合は必須)
  • □ 印鑑(認印)
  • □ 卒業証明書(企業によっては求める場合あり)
  • □ 緊急連絡先・身元保証人の情報

入社初週にやること・心がけること

入社初週は「観察・吸収・印象づくり」の期間です。焦って成果を出そうとするより、職場を理解することを優先しましょう。

  • □ 上司・同僚・関係者への挨拶(名前・顔を覚えてもらうことを優先)
  • □ 会社のルール・文化・慣習の観察(会議のスタイル・コミュニケーション方法等)
  • □ わからないことは早めに質問する(「入社したばかり」の質問しやすい時期を最大活用)
  • □ 業務フロー・使用するシステムの把握
  • □ 初週の自分の動き方・目標を上司と確認する(1on1があれば活用)

入社前に「前職の人間関係」を整える

転職に際して、前職の上司・同僚・取引先との関係を丁寧に締めくくることは、長期的なキャリアに大きなプラスとなります。

円満退職のための人間関係整理リスト

業界は意外と狭く、転職後に前職の関係者と再び仕事をする機会は珍しくありません。退職後も良い関係を維持できるよう、丁寧な締めくくりを心がけましょう。

  • □ お世話になった上司・先輩への個別挨拶(感謝のメッセージ)
  • □ 引き継ぎを丁寧に行い、後任者に迷惑をかけない
  • □ 重要な取引先・クライアントへの退職のご挨拶(会社のルールに従って)
  • □ LinkedInでの繋がり申請(退職前後に繋がっておくと転職後も関係が続く)
  • □ 退職後の連絡先を必要な人に伝えておく(個人メールアドレス等)

入社前の「学習準備」リスト:やりすぎず、的を絞る

入社前の勉強は、網羅を目指すと消耗します。立ち上がりに直結する的だけに絞った準備リストです。

  • 会社を知る:直近1年のプレスリリース・社長メッセージ・(上場なら)決算説明資料を各30分(全社の方向性を把握)
  • 商品・サービスを触る:可能なものは実際に使う・店舗に行く(利用者体験は初日から使える共通言語)
  • 業界用語の予習:業界ニュースを週2〜3本読む習慣をつける(分からない用語をメモ→入社後に聞く質問リストにもなる)
  • ツールの基礎:内定時に「使うツール(チャット・表計算・業務システム)」を確認し、未経験のものだけ入門動画で予習
  • やらなくていいこと:資格の詰め込み・業務の完全予習・不安に駆られた深夜の勉強(入社後のOJTで学ぶほうが効率的な領域)
  • 時間の目安:合計10時間程度で十分。残りの時間は休養と生活の整備に回すほうが、初月のパフォーマンスは上がる

入社日当日の実務:持ち物・服装・最初の挨拶の準備

  • 持ち物の確認:案内メールの指定物(年金手帳・雇用保険被保険者証・マイナンバー・振込口座・印鑑・証明写真)を前日までに揃え、当日はクリアファイルで
  • 服装の判断:指定がなければ初日はジャケット着用が安全(周囲を見て2日目から調整)。オフィスカジュアルの会社でも初日はきれいめに
  • 到着時間:始業10〜15分前が目安(早すぎる到着は受け入れ側の準備が整わないこともある)
  • 自己紹介の準備:30秒版(名前・前職の領域・一言の抱負)と2分版(配属先向け)の2種類を声に出して練習
  • メモの用意:初日は情報の洪水。人の名前・ツール・ルールを書き留めるノートかアプリを決めておく
  • 昼食の心構え:誘われたら基本は受ける(初日の昼食は関係構築の最初の機会)。誘われなくても気にしない
  • 退社時:「本日はありがとうございました。明日もよろしくお願いします」の挨拶で締める(初日の印象は挨拶で完成する)

入社前の不安との付き合い方:ブルーは正常反応

入社前の不安(本当にやっていけるか・人間関係は大丈夫か)は、大半の転職者が通る正常な反応です。不安を消そうとするより、扱い方を知っておきましょう。

  • 不安の仕分け:「行動で減らせる不安」(業務の予習・通勤の下見・持ち物の準備)は行動に変換し、「行ってみないと分からない不安」(人間関係・実務の相性)は考えても答えが出ないと割り切る
  • 生活リズムの前倒し:入社1週間前から起床・就寝を勤務日程に合わせる(初週の体力は思考の余裕に直結)
  • 決断メモの読み返し:転職を決めた理由のメモを見返す(不安のピークでは、選んだ理由を忘れがち)
  • 最初の90日の期待値を下げる:「初月から活躍」ではなく「90日で立ち上がる」が正しい時間軸(企業側もそう見ている)
  • セーフティネットの確認:試用期間の法的保護・辞める自由も知っておく(退路の存在を知ると、かえって前向きになれる)
  • それでも不安が過剰なとき:睡眠・食欲に影響が出るレベルなら、入社前でも遠慮なく医療・相談窓口へ

前職との関係を「資産」として整える:退職後のつながり管理

入社前の期間は、前職との関係を資産の形に整える最後の機会でもあります。感情の整理と実務の整理を分けて行いましょう。

  • 連絡先の整理:お世話になった人には個人の連絡先を伝えておく(会社アドレスは退職で消える)
  • SNSでのつながり:LinkedIn・Facebookでの接続は退職後の自然な関係維持の形(転職先の情報を過度に発信しない節度とセットで)
  • 「また働きたい人リスト」を作る:一緒に働いて信頼できた人を10人書き出しておく(将来のリファラル・採用・協業の種)
  • 感情の整理:不満があった相手・組織への気持ちは、誰かに話すのではなく紙に書いて手放す(狭い業界、悪口は必ず巡る)
  • 出戻りの可能性を閉じない:円満な去り方は、アルムナイ採用という将来の選択肢を残す
  • 原則:前職の悪い記憶は置いていき、人の縁だけ持っていく——これが転職を重ねる人の共通の知恵

よくある質問

Q

内定から入社まで何ヶ月くらいの余裕が一般的ですか?

A

在職中の転職の場合、一般的に内定から1〜3ヶ月後の入社が多いです。引き継ぎ・有給消化のために2〜3ヶ月の余裕をお願いすることが可能な企業も多いです。転職先の採用急ぎの場合でも「有給消化のための2〜4週間」は多くの企業が配慮してくれます。

Q

入社前の勉強はどのくらいすればいいですか?

A

入社後30日以内に「基礎的なことは把握している」状態を目指すことを目安にしましょう。具体的には、業界の基礎知識(業界用語・主要プレイヤー・ビジネスモデル)と、担当業務に関連する基礎知識を最低限押さえることをおすすめします。過度に完璧主義にならず、入社後に実践で学ぶことも多いため、概要把握を優先してください。

Q

引き継ぎが終わらず、退職日を延長しなければならない場合はどうすればいいですか?

A

まず転職先の人事に相談することをおすすめします。多くの場合、入社日を1〜2週間延期することは対応可能です。ただし、転職先の許可が必要なため、早めに状況を伝えることが重要です。また、引き継ぎが終わらない責任は会社側にもあるため、無限に在籍を引き延ばす義務はありません。

Q

入社前に懇親会や事前面談に呼ばれました。どう振る舞えばいいですか?

A

「選考は終わったが、印象形成は始まっている」場と捉えましょう。基本の振る舞いは、①聞き役7割(自分の話より、チームの雰囲気・仕事の実際を質問する)、②前職の話は聞かれたら簡潔に(武勇伝は封印)、③お酒の席でも節度を保つ(初対面の印象は残る)、④「入社までにやっておくと良いことはありますか」の一問(意欲の自然な表現)、の4点です。同時に、この場はあなたが職場の空気を観察する機会でもあります。メンバー同士の関係性・上司の振る舞いは、入社後の適応戦略の貴重な情報になります。

Q

入社直前になって、前職から「もう少しいてほしい」と連絡が来ました。入社日は動かせますか?

A

原則、動かさないことを勧めます。入社日は転職先との合意事項であり、直前の変更は「入社前から約束が動く人」という最悪の初期印象を作ります。前職の要請には「退職日までに引き継ぎ資料を完備する」「後任からの質問に退職後もメール等で答える(常識的な範囲で)」という形で誠意を示し、日付は守るのが筋です。どうしてもやむを得ない事情(前職の重大なトラブル等)がある場合のみ、判明した時点で即座に転職先へ相談し、可否の判断は先方に委ねましょう。

Q

入社までに1ヶ月以上空きます。長い準備期間の使い方の優先順位は?

A

優先順位は「①手続き→②健康→③生活基盤→④休養→⑤予習」の順です。まず期限のある手続き(保険・年金・住民税)を初週で終わらせ、次に通院・健診など健康の借金を返済します。引越しや通勤環境など生活基盤を整えたら、残り期間の主役は意識的な休養です。前職の疲労を引きずったままの入社は、最初の90日のパフォーマンスを確実に下げます。予習は最後で よく、1日1時間・合計10時間程度に留めるのが、経験者が口を揃える適量です。「休むことに罪悪感を持たない」ことが、長い空白期間の最重要スキルです。

Q

入社前にやる気を見せようと、配属先に「読むべき資料はありますか」と連絡するのはアリですか?

A

アリですが、窓口と温度感に注意しましょう。連絡は人事(または内定時の窓口)経由が原則で、配属先へ直接連絡するのは、先方から連絡があった場合のみが無難です。聞き方は「入社までに予習しておくと良いものがあれば」程度の軽さがちょうどよく、「全部読み込みます」的な重さは、受け入れ側の準備が整っていない場合に負担になります。多くの会社では「ゆっくり休んでおいてください」が返ってきますが、その場合は言葉通り受け取って休むのが正解です。意欲は入社後の行動で示せば十分です。

Q

第二新卒での転職です。入社前準備で中途と違う点はありますか?

A

基本は同じですが、力点が2つ変わります。第一に、ビジネス基礎の再点検です。第二新卒は「基本動作ができる若手」として採用されているため、敬語・メール・報連相の型を入社前に一度おさらいしておくと、初週の安心感が違います。第二に、「前職の常識の相対化」です。1社目の経験しかないと、その会社のやり方を業界標準と思い込みがちです。「前の会社では〜」を封印し、ゼロから学ぶ姿勢を意識的に持つことが、第二新卒の適応を最も速くします。若さは「吸収の速さ」という期待で見られている——これが第二新卒の追い風です。

この記事を書いた人

転職・キャリア専門メディア 編集部

転職エージェントLab 編集部

転職エージェントLab編集部は、人材業界出身の運営者が中心となり、実際の業界経験をもとに転職エージェントの情報を調査・発信しています。読者が自分に合ったエージェントを選べるよう、各サービスの特徴・求人実績を中立な視点でまとめています。

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