転職による年収アップの実態データ
転職した人全員が年収アップするわけではありません。データを把握した上で戦略を立てることが重要です。
転職後の年収変化の実態
厚生労働省の調査によると、転職後に年収が増加した人の割合は約35%、同程度が約30%、減少した人が約35%です。つまり何も対策しなければ年収が下がるリスクが3割以上あります。
一方、転職エージェントを活用した転職者に限ると年収アップ率は55〜65%まで上昇します。プロのサポートを使うことで年収アップの確率が大幅に向上します。
- ●転職全体での年収アップ率:約35%
- ●エージェント利用での年収アップ率:55〜65%
- ●転職での平均年収アップ額:約50〜80万円
- ●エンジニア転職の平均アップ額:約80〜120万円
年収アップしやすい転職先・職種
年収アップを目指すなら、そもそも年収水準が高い業種・職種・企業規模を狙うことが最短ルートです。
業種別・年収アップが狙える転職先
以下の業種は転職市場での年収水準が高く、転職による年収アップが実現しやすいです。
- ●外資系IT企業:年収800万〜1,500万(エンジニア・PM)
- ●コンサルティングファーム:年収700万〜1,200万(コンサルタント)
- ●金融(投資銀行・VC・PE):年収800万〜2,000万
- ●大手メガベンチャー(DeNA・サイバーエージェント等):年収600万〜1,000万
- ●外資系メーカー:年収600万〜1,000万(技術・マーケティング)
職種別・市場価値が高い転職先
職種によって市場価値・転職時の年収交渉余地が大きく異なります。
- ●機械学習・AIエンジニア:現年収から200〜400万アップも可能
- ●クラウドアーキテクト(AWS/GCP/Azure):100〜250万アップ
- ●プロダクトマネージャー:100〜200万アップ
- ●データサイエンティスト:100〜200万アップ
- ●セキュリティエンジニア:100〜200万アップ
転職エージェントを使った年収アップ交渉術
転職エージェントを活用することで、自分では言いにくい年収交渉をプロに代行してもらえます。エージェントを使った年収交渉で最大の効果を得るコツを紹介します。
コツ①:複数社の内定を同時期に取得して「競合させる」
年収交渉で最も強力な武器は「他社の内定」です。A社から内定700万をもらっている状態でB社と交渉すると「A社が700万なのでB社にも最低700万出してほしい」と交渉できます。
複数のエージェントを使って同時期に複数社の選考を進めることが年収最大化の鍵です。
コツ②:エージェントに「年収交渉を強くお願いします」と明示する
エージェントは求職者と企業の間の交渉代理人です。しかし明示的に依頼しないと「無難な着地点」で交渉を終わらせることがあります。
「現在の年収より最低100万アップを目標に交渉してください」と具体的な金額を明示してエージェントに依頼することが重要です。
コツ③:自分の市場価値を事前に3社で確認する
3社以上のエージェントに登録して面談することで、「あなたの経験・スキルなら年収○○万が相場です」という客観的な市場価値を把握できます。
この情報を持って交渉することで、根拠のある年収提示が可能になります。
あわせて読みたい:ワンキャリア転職
ワンキャリア転職を無料で確認する年収を下げずに転職するための注意点
年収を下げたくない場合に特に注意すべきポイントをまとめます。
- ✓現年収を正直に伝える(嘘をつくと後でトラブルになる)
- ✓固定給と変動給(ボーナス・インセンティブ)を分けて計算する
- ✓入社時年収だけでなく昇給の仕組みも確認する
- ✓残業代が含まれた「みなし残業」の内訳を確認する
- ✓内定後に年収を確認し、想定と異なる場合はエージェント経由で再交渉する